銀行の法人営業、人材系ベンチャーの法人営業・PMを経て、20代後半で総合コンサルティングファームのアナリストへ転職しました。準備期間は約1.5〜2ヶ月、年収は約550万円から約850万円に変わりました。
「手段の提供者」を超えて、自らも当事者として変革の成果までやり抜きたい。そう思えるまでの道のりと、VOLVEに支えてもらった準備の過程を振り返ります。

前職で感じていた課題意識

1社目の銀行では中堅・大企業約50社を担当し、融資(最大5億円規模)をはじめ事業承継・M&A・ビジネスマッチングなど、金融ソリューションを組み合わせた課題解決型提案に従事しました。2社目の人材系ベンチャー企業では、エンタープライズ企業向け伴走支援サービスのPM(プロジェクトマネージャー)として、新規事業開発や研究技術開発、組織改革や人材育成など多岐にわたるプロジェクトに対して、プロ人材の伴走支援をアレンジしました。各領域で深い知見・高いスキルを持つ外部エキスパートを厳選してプロジェクトに伴走してもらう体制を構築・管理し、多様なクライアントの事業変革を現場近くで支援することに、大きなやりがいを感じていました。

一方で、金融ソリューションや知見マッチングといった特定手段の提供にとどまる立場では、現場の実行リソース不足や、組織全体の構造的変革といったクライアントが直面する本質的な経営課題に対し、真の解を届けるには限界があると感じる機会が増えていきました。単なる「手段の提供者」や「知見の介在者」を超え、自らも当事者として責任を負い、現場に入り込んで中長期で変革の成果までやり抜きたい。その思いが、だんだんと強くなっていきました。

なぜコンサルだったのか

コンサルタントを選んだのは、特定の自社商材や提供手段の枠組みに縛られず、クライアントの目指すゴールや本質的課題に対してフラットに向き合い、伴走できる環境だからです。前職で培った「課題の本質を捉える構造化力」「複数ステークホルダーの合意形成力」、そして「現場の声を丁寧に拾い上げる課題特定力」を生かし、伸ばしながらクライアントに伴走できる職種だと考えました。

銀行に戻る選択肢や、単なる同業他社・事業会社への転職では、「自社プロダクトの制約」や「部分的な機能提供」を超えることが難しいと考えました。数あるファームの中でも総合コンサルティングファームを選んだのは、1社で対応できるサービスや領域の幅が非常に広く、戦略立案から組織変革・現場での実行定着まで一気通貫の支援を実現できる体制が整っているからです。プロフェッショナルとしてチームで変革を主導しながら、自分のやりがいである顧客への伴走支援を実現し、その提供価値を磨ける環境だと考えています。

準備プロセス

まずは「なぜ自分が転職したいのか」という原点やキャリア志向を深く整理するところからスタートしました。本業がありながらの準備となりましたが、隙間時間と、VOLVEのアドバイザーとの定期的な面談を活用して、応募先選定→書類作成→面接対策と集中して進めることができました。

書類作成(〜1週間)

自分で作成した履歴書・職務経歴書をVOLVEのアドバイザーにお渡ししたところ、1営業日という非常にスピーディーな対応で質の高い添削をしていただき、すぐに選考へ提出できる状態を整えることができました。内容としては定量的な成果だけでなく、「なぜその成果が出せたのか(構造化力、利害調整力、ノウハウの仕組み化)」という要因を、論理的に整理していただくことができました。

面接対策(約2週間/2〜3回)

コンサルの業務内容や働き方の実態、やりがい、自身の経験との接点、キャリア志向との合致について、インプットと壁打ちを行いました。過去の仕事での具体的な体験談をもとに、伝え方の工夫や「コンサルでどう活きるか」をアドバイスしていただきました。

ケース面接対策(約2週間/3〜4回)

実際のケース問題を提示していただき、面談を重ねました。取り組むのが初めてだった私は、最初はさっぱり分からない状態でしたが、的確なアドバイスとフィードバックをいただく中で、自分でも手応えを感じるほど解法のアプローチや思考力が急速に伸びていきました。

選考の実際

自身の強みや志望軸に合致するファームを厳選し、4社に絞って応募・選考に臨みました。

うまくいった点
ケース面接において、最初の回答の完成度だけで評価されるわけではないと実感しました。その後の質疑応答を通じて、面接官からの投げかけやヒントに対して柔軟に思考を展開し、求められている答えに向けて面接官と一緒に解を導き出していく。そのディスカッションのプロセスを問題なく進められた点が、良かったのだと思います。

想定と違った点・苦労した点
選考本番は想像以上に緊張し、馴染みのない業界・分野のケーステーマが出題された際は、一瞬焦りを感じました。しかし、パニックにならず落ち着いて面接官との質疑応答を重ねることで、しっかりと挽回することができました。

振り返りと、これから転職する人へ

転職の決め手は、「クライアントファーストを軸に、中長期の関わりを通じて組織の深い課題解決に実務者として伴走する」という自身の志望軸を、最高峰の環境で体現できると感じたことです。それから、年収が大幅アップすることもわかったので、全く迷いはありませんでした。

正直、コンサルに挑戦したい気持ちは持ちつつも、最初は「自分にコンサルファームなんて!受かるわけがない!」と思っている自分がいて、弱気になっており、少し躊躇いながら相談したのを覚えています。他社エージェントでは経歴から受かりやすい会社ばかりを勧められたり、やりたくない職種をゴリ押しされたりして、嫌な思いもしました。

しかしVOLVEのアドバイザーは、私の「挑戦したい」という気持ちを否定することなく、こう背中を押してくれました。

「やりたいように出したいところに出しましょう。難しくなったらその時また一緒に考えましょう。きっといけると思ってます。」

営業感を一切感じさせず、私の経験からコンサルで活きる強みを見出して応援してくれたことが、本当にありがたかったです。指摘も忖度なく率直でありながら、嫌味が一切ない素敵な伝え方で、終始気持ちよく、心から信頼して相談することができました。

自分の可能性を信じて正しい対策を行えば、必ず道は開ける。そう思えました。VOLVEには、本当に感謝しかありません。